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佐渡裕が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターの開館先行事業として、2003年に誕生した「スーパーキッズ・オーケストラ」(以下SKO)が10周年を記念して全国ツアーを行う。SKOは、音楽が大好きで才能に恵まれ、厳しいオーディションを経て集められた小学生から高校生までのプレイヤーによる弦楽オーケストラ。ベルリン・フィルをはじめとする一流オーケストラに客演し、2015年にはトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任する佐渡裕が、芸術監督を務める。多忙を極める佐渡が直接、SKOを指導するのは、彼らに深い愛情を感じているからにほかならない。ひたむきに努力する子ども達と真剣に向き合い、共に挑戦を続けてきた佐渡裕は、SKOを「今、もっとも僕らしい音がするオーケストラ」と語る。
今回のツアーは現役メンバーに加えて選ばれたOB&OGが加わり総勢60名でお届けする。SKOはこれまでに約100名の子ども達が参加、卒業しており、内外のコンクールで優秀な成績を収めたり、海外の名門音楽大学に留学するなど、世界で活躍する音楽家を目指し羽ばたいているメンバーも多い。佐渡の指名で今回コンサートミストレスを務める卒団生の立上舞は東京藝術大学卒業後ベルリン芸術大学大学院に留学、現在ベルリン放送響アカデミー在籍。現役メンバーには、11歳で昨年全日本学生音楽コンクール小学生の部1位を受賞した前田妃奈や、昨秋より単身イギリスの名門・メニューイン音楽院に留学している10歳の垣内響太など未来のソリスト集団と言ってもよいかもしれない。
SKOは、これまでに地元・西宮での定期演奏会のほか、「題名のない音楽会」「サントリー1万人の第九」「富士山河口湖音楽祭」などに出演、また2012年にはパリのユネスコ本部にて、世界から東北に寄せられた支援に感謝する演奏会に出演。3月の全国ツアーは、大阪、京都、名古屋、松本、東京を巡る。プログラムには、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲、ホルストの「セント・ポール組曲」など、弦楽オーケストラのための傑作が並ぶ。フル・オーケストラのような豊潤な響きを、また、室内楽のような緻密なアンサンブルを聴かせてくれるだろう。そして「これが10代の少年少女の演奏?」と驚くに違いない。モーツァルトのピアノ協奏曲では、16歳の天才ピアニスト、ニュウニュウがゲストとしてソロを弾く。ニュウニュウが同世代の音楽家たちとどんな音楽を作り出すのか興味津々だ。
そしてやはり最大の注目は佐渡の指揮であろう。佐渡は、スーパーキッズ・オーケストラに音楽の楽しさを注入し、単なる上手さを超えた、喜びに満ちた演奏を引き出す。アンコール・ピースでの遊び心いっぱいの演出も本当に楽しみ。
今回、彼らの東京での本格的なデビュー公演となる。東京の聴衆を驚嘆させるのは間違いない。佐渡裕とスーパーキッズたちとの笑顔に満ちたコンサートが待ち遠しい。
佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ
10周年記念特別コンサート 公演情報
開催日・会場:
3/23(日) フェスティバルホール (大阪府)
3/24(月) 愛知県芸術劇場コンサートホール (愛知県)
3/27(木) サントリーホール 大ホール (東京都)
3/28(金) 京都コンサートホール大ホール (京都府)
3/29(土) キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホール

出演:
指揮・芸術監督:佐渡裕
演奏:スーパーキッズ・オーケストラ
特別ゲスト:ニュウニュウ(p)

演目:
ホルスト:セント・ポール組曲より
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲より
チャイコフスキー:弦楽セレナードより
モーツァルト:3つのピアノ協奏曲 K.107より
第1番ニ長調/第2番ト長調 (ピアノ:ニュウニュウ)
※事情により出演者、曲目は変更となる場合があります。

2014-01-27 14:26 この記事だけ表示 | 東京 ☀
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2014年2月6日から11日まで、テレビ朝日開局55周年を記念して、東京芸術劇場のコンサートホールとプレイハウスで様々なスタイルのクラシック音楽が楽しめる「なんでも! クラシック2014」が開催される。コンサートホールではオーケストラ音楽を中心に、小振りなプレイハウスでは室内楽を中心に、6日間に23公演の盛り沢山なフェスティバル。お手頃な値段設定も魅力的だ。

まずは、テレビ朝日の看板番組「徹子の部屋」がコンサートホールのステージに出現。黒柳徹子が指揮者・西本智実とのトークを交えて、オペラやオーケストラの魅力を披露する。「蝶々夫人」のスペシャル・ステージが楽しみだ。

いわき市出身の巨匠・小林研一郎は、交響曲第5番、ヴァイオリン協奏曲、「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」など、美しい旋律に満ちたチャイコフスキーの名曲を取り上げ、「グランド・フィナーレ届けよう福島へ!」では、ドヴォルザークとベートーヴェンの二つの「第九」(「新世界」と「合唱」)を指揮する。コーラスの名門、福島県立安積高校合唱部も出演。“コバケン”の愛称で親しまれている炎のマエストロ、小林研一郎が情熱的な指揮を繰り広げるに違いない。

日本のピアノ界を牽引してきた人気ピアニスト、中村紘子も登場。グリーグとラフマニノフの二大ピアノ協奏曲で自らのデビュー55周年を祝う。特にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は彼女の十八番のレパートリーだ。

“まろ”の愛称で親しまれているNHK交響楽団の第一コンサートマスター、篠崎史紀は、東京芸術劇場が誇るパイプオルガンとの共演で、ヴァイオリンの名曲を披露。彼のまろやかな音色にうっとりすることだろう。東京フィルのコンサートマスター、荒井英治は、プログレッシブ・ロックの大ファンであり、自らもヴァイオリンでプログレを奏でる。ELPの傑作「タルカス」をはじめ、ピンク・フロイド、イエスなどのプログレの名曲を、藤岡幸夫&東京フィルとともに楽しむ。また彼が率いるモルゴーア・クァルテットは、イエスの「危機」、ピンク・フロイドの「原子心母」など最新録音が来年のCD発売より早く生できける先取り公演だ。

2014年は、ソチ冬季オリンピックの年。コンサートでも「誰も寝てはならぬ」や「愛の夢」など、フィギュアスケートで使われたクラシックの名曲を聴いてみたい。また、この年は、ドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウスの生誕150周年でもある。彼の代表作交響詩「英雄の生涯」をメジャーオーケストラの首席奏者を中心としたトップメンバーによる特別編成の大オーケストラで味わう。

「ドラゴンクエスト」の作曲者、すぎやまこういちが自ら自作を指揮し、日本が誇るワーグナー指揮者である飯守泰次郎がワーグナーの大作「ニーベルングの指環」を振るコンサートも興味津々。

また、テレビ朝日開局55周年にちなみ、5歳以下のキッズと55歳以上のミドルエイジには550円という特別プログラムもある(それ以外の年齢の人も2550円で聴ける!)。ヴァイオリンの奥村愛、ピアノの仲道祐子、ギターの大萩康司らがトークを交えてそれぞれの楽器の名曲を奏でる。珠玉の小品を集めたキッズ向けコンサートは、親子で楽しめる。

「なんでも!クラシック2014」は、バラエティに富んだクラシックの魅力を満喫できる一週間になりそうだ。

[文:山田治生]



テレビ朝日 なんでも!クラシック 2014
特集ページ&公演情報!
開催日・会場:
2014/2/6(木)〜2/11(火・祝)
東京芸術劇場 プレイハウス/コンサートホール (東京都)


2013-11-18 13:12 この記事だけ表示 | 東京 ☀
 一昔前までは敷居が高く、選ばれた人の音楽とさえ思われていたクラシック。しかし、昨今ではクラシックを題材としたコミックや映画などが多く作られ、世代を超えて多くの人の耳と心を魅了。気軽に楽しめるエンターテインメントへと進化しつつある。このブームの先駆けとなったのが、2005年に東京でスタートした「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」だ。昨年までに国内でのべ480万人を動員している人気イベントが、今年も開催される。
 "ラ・フォル・ジュルネ"とは、フランス北西部の港町ナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭。毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定し、9つの会場で朝から晩まで同時並行的に45分間のコンサートが5日間、約300公演繰り広げられる。演奏者は旬の若手からビッグネームまでズラリ。アーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づき、入場料は低価格に抑えられている。来場者の6割はクラシックコンサート初体験者で、キッズプログラムも充実しているため多くの子供たちも参加している。このようなクラシック音楽祭の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングの通り、ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せている。
 前述の通り、日本でも2011年までにのべ480万人もの来場者を集め、世界でも最大級のクラシック音楽祭に成長。毎年この時期を心待ちにしているクラシックファンが多いこともうなずける。今年はテーマを「ロシア」に選び、開催が決定した。タイトルは「ロシアの祭典」を意味する"サクル・リュス"で、20世紀のあらゆる音楽に変革をもたらすことになったストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」にちなんでつけられた。イベントでは、ストラヴィンスキーだけではなく、ロシアの大作曲家、チャイコフスキーやラフマニノフ、そしてストラヴィンスキー以後に20世紀音楽に革命を起こしたスクリャービン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなど、ロシアの名作曲家たちの作品をしっかりと楽しむことができる。ロシア音楽の変遷をたどる、驚きと感動に満ちた広大なパノラマは、世代を超えて多くの人の心をグッとつかむはずだ。
 さらにロシア音楽史上に残る歴史的コンサートを再現する企画や聴きどころを凝縮した「ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃コンサート)」、年齢制限なしの「0歳からのコンサート」など、今年もラ・フォル・ジュルネでしか出会えない企画が数多く予定されている。とりわけ、ここでしか聴けない現代の作曲家によるロシア音楽へのオマージュ作品や、他ジャンルの演奏家による編曲作品、そしてラ・フォル・ジュルネだからこそできる斬新なコラボレーションは必見。本場フランス同様、日本でも料金設定は抑えられており、従来のファンもクラシック初心者も存分に楽しめるイベントになることは間違いない。ノスタルジーと美に満ちたロシア音楽に耳を傾け、最高の贅沢気分を味わおう。
特集ページ&公演情報
主要アーティスト別・作曲家別に
公演を探すことができる特集ページOPEN!
[一般]東京、新潟:【発売中!】
[日程・会場]
新潟:
4/27(金)〜4/29(日・祝)
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
新潟市音楽文化会館/燕喜館/
旧齋藤家別邸/柏崎市産業文化会館
東京:
5/3(木・祝)〜5/5(土・祝)
東京国際フォーラム
滋賀:
4/29(日・祝)、4/30(月・休)
びわ湖ホール
佐賀:
5/5(土・祝)、5/6(日)
鳥栖市中央公民館
2012-04-02 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 0
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ポール・マッカートニーのクラシック音楽作品「リヴァプール・オラトリオ」が日本上陸!

 ロンドン五輪が開催されるこの2012年は、同じイギリスの代名詞といえるビートルズがデビュー50周年を迎え、さらに、ポール・マッカートニーが70歳を迎えるという、言わばトリプルアニバーサリーイヤーでもある。その記念すべき年の6月に、ポール・マッカートニーのクラシック音楽作品「リヴァプール・オラトリオ」が日本で上演されることが決定! キャストには、本上演の企画者であるジョン・健・ヌッツォがテノールを担当し、当作品ニューヨーク初演時のオリジナルキャストでもあるソプラノ歌手のバーバラ・ボニーらが出演。さらに大編成オーケストラ、混声合唱団、少年合唱団が一堂に会し、総勢300人が本作に参加する。この壮観のステージは間違いなく、今年最大のクラシックイベントとなることだろう。

「リヴァプール・オラトリオ」とは、イギリスはリヴァプールの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の創立150周年を記念したビッグプロジェクトとして、楽曲提供の依頼を受けたポール・マッカートニーがてがけたもの。1991年に完成させ、自身初のクラシック音楽作品となった。「オラトリオ」とは主に宗教的な題材を扱ったバロック音楽を代表する楽曲形式のひとつ。だが、ポール・マッカートニーはこれまでの概念に捉われることなく、ごく身近なテーマを軸に置き、作品の舞台を生まれ育ったリヴァプールに設定し、自身の成長を重ね合わせたメッセージ性の高い作品に仕上げている。
ジョン・健・ヌッツォは「日本中のビートルズファンにポール・マッカートニーがクラシック作品を残しているという事実が伝わり、クラシック音楽に改めて触れてもらう機会にもなれば最高の喜びです。このストーリーには、主人公の幼少時代から子どもの出産までの人生を通して、『愛がすべてを救う』という彼の思いが込められています。ぜひその思いが日本の多くの皆様に届くことを願っています」と力強くコメント。その熱意は並々ならぬもののようだ。

日本公演では前述のジョン・健・ヌッツォとバーバラ・ボニーのほかに、ニューヨークを拠点に活躍する重松みか(メゾソプラノ)と、ピーター・C・リンドスクーグ(バリトン)ら実力派ソリストも参加。指揮には、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団での活躍でも名高いダグラス・ボストックを迎え、2012年日本版「リヴァプール・オラトリオ」に臨む。公演は6月15日(金)の兵庫県芸術文化センター KOBELCO大ホールと、6月18日(月)※ポール・マッカートニー誕生日・19日(火)に東京・Bunkamura オーチャードホールにて行われる。

※ポール・マッカートニー本人の出演はありません。
 
公演情報
東京・兵庫公演プレオーダー受付中!3/15(木)18時まで
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[公演日]
6/15(金) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県)
6/18(月)、6/19(火) Bunkamura オーチャードホール (東京都)
[プレオーダー]
【受付中】〜3/15(木)18:00
[曲目・演目]
『リヴァプール・オラトリオ』 byポール・マッカートニー/カール・デイビス
[出演]
ソプラノ/バーバラ・ボニー、テノール/ジョン・健・ヌッツォ、メゾソプラノ/重松みか、
バリトン/ピーター・C・リンドスクーグ、指揮者/ダグラス・ボストック、
管弦楽/京都市交響楽団 合唱/晋友会合唱団(東京公演)他


2012-03-08 12:25 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
NHK交響楽団「第九」公演
12月になると日本各地でベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の演奏会がひらかれるが、それらの中でも最も伝統があり、注目されているのがNHK交響楽団の「第九」公演である。N響の「第九」はテレビやラジオでも放送されるが、やはり、「第九」のような祝祭的な音楽は、みんなとともに生の演奏会で体験したい。
今年の指揮は、ポーランド出身の巨匠スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ。1923年生まれということだから、今年、88歳。世界的に活躍する指揮者としては現役最高齢といえるだろう。しかし、スクロヴァチェフスキの作り出す音楽は生き生きとした生命感に満ちている。今年5月にはベルリン・フィルに客演し、ブルックナーの交響曲第3番で大きな成功を収めた。また、彼は現役の作曲家でもあり、作曲家の視点から「第九」をどう読み解くのかも興味津々だ。N響とは、1996年以来、共演を重ね、2000年の「第九」も指揮している。指揮者とオーケストラの相性は抜群だ。独唱者には、安藤赴美子、加納悦子、福井敬、福島明也ら、日本を代表するソリストが並ぶ。国立音楽大学の大合唱も迫力満点である。N響は、今年、大震災直後に、アンドレ・プレヴィンと北米公演で大きな成果をあげ、ズビン・メータの指揮のもと、被災者へのチャリティ・コンサートとして「第九」を演奏するなど、日本のトップ・オーケストラとしての活躍を続けている。
─ 【敬虔な宗教曲から華麗な響きまで|クリスマス公演】 ─
鈴木雅明バッハ・コレギウム・ジャパンによる本格的な「クリスマス・オラトリオ」や「メサイア」から、トランペットのアンサンブルやオルガンの華麗な演奏まで、様々なクリスマス音楽を楽しむ。
─ 【今年は特別な思いを込めて|ジルベスター&ニューイヤー公演】 ─
横山幸雄によるベートーヴェンの全ピアノ協奏曲&五大ソナタはこの一年を締め括る一大イベント。新しい年は、ウィーン・リング・アンサンブルウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の本場のワルツで祝おう。
年末年始クラシック公演情報
12/19(月)サントリーホール (東京都)
12/20(火)東京オペラシティ コンサートホール (東京都)
12/18(日)アミューたちかわ (東京都)
12/22(水)、12/25(日)サントリーホール (東京都)
12/26(月)横浜みなとみらいホール (神奈川県)
12/27(火)東京オペラシティ コンサートホール (東京都)
12/18(日)愛知県芸術劇場コンサートホール (愛知県)
12/20(火)横浜みなとみらいホール (神奈川県)
12/23(金・祝)東京オペラシティ コンサートホール (東京都)
【ジルヴェスター・コンサート2011】
12/31(土)サントリーホール (東京都)
【ニューイヤー・コンサート2012】
1/1(日・祝)〜1/3(火)サントリーホール (東京都)
1/4(水)横浜みなとみらいホール (神奈川県)
1/7(土)ザ・シンフォニーホール (大阪府)
1/8(日)愛知県芸術劇場コンサートホール (愛知県)

2011-10-03 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
五嶋みどり(vn)&オズガー・アイディン(p)
©Angela Jimenez
1982年に当時11歳にしてニューヨーク・フィルとの共演で、輝かしいデビューを飾ったトップ・ヴァイオリニスト、五嶋みどり。史上最年少16歳で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。また、小澤征爾、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、マリス・ヤンソンスらそうそうたる指揮者をはじめ、世界的チェリスト、ヨーヨー・マ、屈指の交響楽団であるベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどとの共演を重ね、音楽家として揺るぎないキャリアを積んでいる。
さらに、近年は音楽を通じた社会貢献活動にも情熱を注いでおり、1992年、十分に音楽教育の行われていない公立校に通う生徒を対象に、音楽の楽しさを伝える非営利団体「Midori&Friends(みどり教育財団)」をアメリカと東京に設立。2002年からは、NPO法人「ミュージック・シェアリング」として「みどり教育財団」の活動を引き継ぎ、2006年からはアジア圏でもICEP(インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム)を展開するなど、彼女の活動は多くの人たちから支持を集め、拡がりを見せている。
そして2011年6月。デビュー30周年を来年に控えた彼女の、待望の首都圏開催を含めたリサイタルツアーが決定した。今回は、昨年も日本やアメリカで共演したピアニスト、オズガー・アイディンとのデュオで、「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番イ長調『クロイツェル』Op.47」をはじめ、「モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 K.526」「ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番ト長調 Op.78」など期待の高まるプログラムが予定されている。(会場により曲目は異なる)。
演奏する人やその場の空気により、楽曲がまったく違う“色”を見せるのがクラシック音楽の面白いところ。また、年齢や経験を重ねるごとに、より音楽家の“色”が如実に表れてくるのもクラシック音楽の魅力の一つ。だからこそ、初めて彼女の音に触れる人も従来のファンも、今までにない感動に出会えるであろう貴重なリサイタルになりそうだ。
五嶋みどり(vn)&オズガー・アイディン(p) デュオ・リサイタル 2011
2/6(日)より一般発売開始!
東京・神奈川公演、一般発売に先駆け 2/4(金)10時より
座席選択先行を実施!兵庫公演、好評発売中!
6/12(日)福島市音楽堂 大ホール (福島県)
6/13(月)米子市文化ホール メインホール (鳥取県)
※ホールの都合により公演中止になりました
6/15(水)横浜みなとみらいホール 大ホール(神奈川県)
6/17(金)札幌コンサートホールKitara 大ホール(北海道)
6/19(日)宗次ホール(愛知県)
6/20(月)サントリーホール 大ホール(東京都)
6/21(火)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(兵庫県)      
CD情報
ベスト・オブ・五嶋みどり
ベスト・オブ・五嶋みどり
3,780円(税込)
発売中
SMJ(SME)(M)




2011-01-31 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 0
宮本笑里 4月から毎週火曜日、日本テレビ系の報道番組「NEWS ZERO」にカルチャーキャスターとして起用された宮本笑里。その凛とした雰囲気と、静かながら内に秘めた情熱を感じさせる風貌がとても印象的な彼女とは、一体何者なのだろうか。
笑う里と書いて“えみり”と読ませる彼女は現在26歳。元オーボエ奏者である宮本文昭氏の娘として生まれ、幼少のころからヴァイオリンを習い、14歳の時にドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフで1位を獲得。その後は小澤征爾音楽塾・オペラプロジェクト、NHK交響楽団、東京都交響楽団定期公演、宮崎国際音楽フェスティバルなどに参加し、これまでに徳永二男、四方恭子、久保陽子、店村眞積、堀正文といった各氏に師事。さらにフジテレビ系の連続ドラマ「のだめカンタービレ」のオーケストラメンバーや、サッポロビール「ヱビス<ザ・ホップ>」のCMキャラクターなど、デビュー前からメディアに露出して話題を集めてきた。
そして2007年には、待望のファーストアルバム『smile』をリリース。翌年TBS系の教養番組「THE世界遺産」のメインテーマ曲に抜擢され、コンサート活動を本格化。その結果、さらなるファンを獲得することに成功した。ただ、それはあくまで序章に過ぎなかった。2009年に快進撃がスタート。NHK大河ドラマ「天地人」の紀行テーマに起用されると、すぐに映画「クヌート」のメインテーマ、「THEハプスブルク(ハプスブルク展)」のテーマなどへの抜擢を受ける。10月には3rdアルバム『dream』をリリース。また、楽曲だけでなく、その美貌を生かしてヤマザキナビスコの「コーンチップ」のCM、ソニーの「デジタルノイズキャンセリングヘッドホン」のCM、ユニクロ「フリース」の広告に登場。年末には「NHK紅白歌合戦」で秋元順子と共演し、その名を全国に知らしめた。
そんな彼女は、加古隆、小松亮太、ゴンチチ、葉加瀬太郎、羽毛田丈史、松谷卓らが集うコンサートイベント『live image 10 dix』に出演する。クラシックの名手たちがこぞって参加するこのイベントは、クラシックファンならずとも見ておきたい。
ここまで彼女の過去を綴って見ると、とても輝かしい軌跡にどこか近寄りがたい雰囲気を持ってしまうかもしれない。
だが、彼女のブログ 「笑里とヴァイオリンと○○?」http://emirimiyamoto.com/ をのぞいてみると、印象は一変するだろう。ここでの彼女は等身大の女性そのもの。大好きなアニメに興奮してみたり、おいしいものを写真に収めてみたりとかわいらしい26歳を感じることができる。“今どき”でいながら、しっかりとクラシックの良さを表現する彼女の世界に、一度足を踏み入れてみては。
公演情報
【宮本笑里】出演『live image』いよいよ開催!!
4/23(金) 川口リリア メインホール
4/24(土)25(日) NHKホール
4/29(木・祝) 広島厚生年金会館(広島市文化交流会館)
4/30(金) 名古屋国際会議場センチュリーホール
5/2(日)3(月・祝) 大阪国際会議場メインホール
5/4(火・祝) iichiko総合文化センター グランシアタ
5/6(木) 神戸国際会館 こくさいホール
5/7(金) 福岡市民会館 大ホール
5/9(日) 福井フェニックスプラザ
5/11(火) 新潟県民会館 大ホール
5/15(土)16(日) 東京国際フォーラム ホールA
出演(50音順):
押尾コータロー(4/23・24・25公演のみ)/加古隆/小松亮太/
ゴンチチ/ジェイク・シマブクロ(5/15・16公演のみ)/
葉加瀬太郎/羽毛田丈史/松谷卓/宮本笑里 and more…
CD情報
dream
dream [Hybrid SACD]
宮本笑里
3,045円(税込)
発売中 SMJ
Saint Vox
Saint Vox
セイント・ヴォックス
2,730円(税込)
発売中 SMJ
2010-04-19 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
ensemble DITTO
世界のヴァイオリニスト・五嶋龍が紹介する韓国クラシック音楽界のアイドル・スター、ensemble DITTO(アンサンブル・ディト)が日本にいよいよ上陸する。 ensemble DITTOは、ニューヨークを拠点に世界中で活躍するソリストが集まり、07年より韓国で活動をスタート。メンバーは、ジュリアード音楽院などの名門校出身者や、エヴェリー・フィッシャー・キャリア・グラント受賞者などの実力派ぞろい。そして、その実力に加えて、スタイリッシュな魅力溢れる風貌から、瞬く間に韓国クラシック界のアイドル的存在となった。
彼らの音楽の魅力は、世代を問わず心をつかむ演奏にある。演奏する曲はクラシックの王道だが、グルーヴ感を持ち、ときにクールに、ときに情熱的に奏でられ、若者たちの圧倒的な支持を受けている。その証拠に、昨年、韓国で行ったコンサートのチケットは即日完売となった。
そんな彼らが、現在ハーバード大学在学中のヴァイオリン界のスーパースター・五嶋龍と共に6月に来日することが決定。五嶋は、昨年ソウルでensemble DITTOのフェスティバル公演にソリストとして出演していたのだが、なんとensemble DITTOの演奏に飛び入り参加!その時に彼らの才能と考え方に共感。今回の共演をかって出たという。この強力なバックアップのもと開かれる今回のコンサートは、ensemble DITTOが日本で活躍するための一歩になることは間違いない。3/25(木)に放送された「徹子の部屋」にも音楽監督リチャード・オニールとピアニストのジヨンが出演しており、早くも注目度は高まっている。 今後、入手困難になるであろう彼らのコンサートチケットを今のタイミングで入手し、“クラシック界の韓流”に浸ってみてはいかがだろうか。
公演情報
五嶋龍 プレゼンツ アンサンブル DITTO デビュー in ジャパン
6/28(月) 東京国際フォーラム ホールA (東京都)
6/29(火) ザ・シンフォニーホール (大阪府)
ensemble DITTO(ディト)
[ヴィオラ/音楽監督]リチャード・ヨンジェ・オニール
[ヴァイオリン]ステファン・ジャッキーヴ
[チェロ]マイケル・ニコラス
[ピアノ]ジヨン ※予定される来日メンバー
五嶋龍[ヴァイオリン]
2010-03-29 11:00 この記事だけ表示 | 東京 🌁   |  コメント 0