板尾創路 飄々とした立ち居振る舞いと、誰にも似ていない独特な存在感で注目を集めるタレント・板尾創路。本業であるお笑い芸人としての活動の範疇を飛び越えて今まで数多くの映画やドラマ、舞台に出演しその実力を見せ付けてきた彼が、ついに監督・主演を務める映画「板尾創路の脱獄王」を発表した。
今作は昭和初期の刑務所が舞台。驚異的な身体能力と奇想天外な手段で脱獄を繰り返す鈴木(板尾)は人々から「脱獄王」と呼ばれていた。しかし戦争が近づき、入ったものは二度と帰れないという「監獄島」に鈴木が送られてしまう―――物語の奥に隠された真意に、見ているものは息をのむ深い内容となっている。普段から何を考えているか分からない彼だからこそ、その表情を読み取るのが難しく、見る者を考えさせ、内容をさらに深いものにしている。
さらに、1月14日から放送が始まったドラマ「連続ドラマ小説 木下部長とボク」(日本テレビ系)で、板尾は初の連続ドラマの主役に抜擢された。こちらでは広告代理店を舞台に風変わりな部長を演じている。脚本には板尾と親交の深い女性作家で、CMディレクターとしても活動する大宮エリー氏が担当。彼女自身、板尾主演の連ドラを夢見ていたというほど思い入れの強い作品だ。共演には若手お笑いタレントのしずる、ココリコの田中直樹、遠山景織子、高橋ひとみ、宅麻伸ら、お笑いだけでなくベテラン俳優・女優らが顔をそろえ、初回ゲストにはチュートリアルの徳井義実が出演。これもいい意味でクセのある作品になりそうだ。しかもこの主題歌を、板尾自身と南こうせつがコラボしたユニット・板尾こうせつが担当する。この曲「君とボクと」は3月10日に発売予定。カップリング曲はなく、代わりとしてこの曲が完成までのドキュメント映像が収録されたDVDが付く。
また、彼が出演する舞台「NECK」も2月12日から24日まで東京・青山円形劇場で開催される。こちらは、“ビジュアル化不可能”と言われている小説家・舞城王太郎氏の同名ホラー小説が原作。共演者には溝端淳平、鈴木浩介、森崎博之ら、これまた個性的なメンバーが名を連ねる。首から下が動かせないという状況下で、さまざまな敵が次々に襲い掛かってくるという奇異な設定に挑む。
2010年の今年、今までにないほど精力的に活動の場を広げている板尾創路。他の追随を許さない個性派俳優として、表現者として、今後どんな“顔”を見せてくれるのか、期待したい。
公演情報
『NECK』
2/12(金)〜24(水) 青山円形劇場 (東京都)

〜[2010/1/29] 青山円形劇場 2月公演 「NECK」出演者降板のお詫びと新配役のお知らせ〜
本公演に出演を予定しておりました板尾創路は、体調不良の為、やむなく降板させて戴くこととなりました。お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。 新配役として演出の河原雅彦が出演させて頂きます。 何卒ご理解ご了承頂けますよう謹んでお願い申し上げます。
CD情報
君とボクと [Single]
板尾こうせつ
1,260円(税込)
3/10発売
アール・アンド・シー
世代を超えて愛されているNHK大河ドラマ。2010年のことし1年間を通して放送されるのは、土佐藩出身の“坂本龍馬”の生涯を描いた「龍馬伝」だ。
「龍馬伝」は、これまでドラマ「HERO」(フジ系)、「ガリレオ」(フジ系)、映画「20世紀少年」などを手掛けた福田靖氏が脚本を担当。「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視点で描いたオリジナル作品だ。主演の坂本龍馬を演じるのは、福田作品の「ガリレオ」でも主演を務めた経験のある俳優・福山雅治。時代劇は今作が初挑戦となる。
プロデューサーの鈴木圭氏いわく、「龍馬伝」で描こうとしている坂本龍馬像は「進化し続ける人」「自分に終着点を設けない人」「果てしない伸びシロを持った人」だという。今までの坂本龍馬を題材に描いたもので多い“自由なヒーロー”を題材にするのではなく、「日々迷い、迷いながら進化し、もし暗殺されなければ一体どこまで飛んでいったのだろうという視点」で描くという。福山には、そんなリアルで新しい坂本龍馬像を作り出すことが求められている。彼自身、配役が決定当初は“本当に自分でいいのか”と悩んだそう。第1話ではコーンスターチをかぶったり、池の中に落ちたりと撮影はハードだったが、「でも、これはあくまで始まり。これからどのくらいのエネルギーを持って行くのか、想像するだけでワクワクする」と、今では今後
BOOK情報
龍馬伝 前編
龍馬伝 前編
(NHK大河ドラマ・ストーリー)
1,050円(税込)
発売中
日本放送出版協会
の撮影を楽しみにするまでになっている。その美しい歌声も2話以降、三味線に合わせて披露される予定だ。
さらに毎年話題になるのが豪華なキャスト陣。今作も香川照之、大森南朋、広末涼子、寺島しのぶ、貫地谷しほり、大泉洋、渡辺いっけい、宮迫博之、杉本哲太、佐藤健、蟹江敬三、倍賞美津子、児玉清、里見浩太朗という強力布陣。先日、蒼井優、AKBの前田敦子、上川隆也、平岡祐太らの出演も発表された。ほかにも個性的な面々がズラリと脇を固めるのは大河ならでは。主題化にはハリウッド映画音楽界を代表する女性コンポーザーでもあり、ネオ・クラシカルの歌姫でもあるリサ・ジェラルドが決定。テレビ番組の視聴率低迷がささやかれている昨今だが、好調だった「篤姫」に続く話題作となるか、期待は高まる。
2010-01-05 11:00 この記事だけ表示 | 東京 🌁   |  コメント 1
向井理
“草食系男子”や“乙男(オトメン)”など、華奢(きゃしゃ)でかわいらしい男性タレントが人気を集める中、ほかとは一線を画し、落ち着いた大人の魅力を放つイケメン俳優・向井理の活躍が、最近、目覚ましい。
今まで多くのドラマに脇役として出演し、若き実力派俳優として経験を重ねてきた彼。「のだめカンタービレ」(フジ系)では海外で活躍するチェリスト、「バンビ〜ノ!」(日本テレビ系)では、見習いシェフ、「ハチミツとクローバー」(フジ系)ではクールな美大生、「おせん」(日本テレビ系)では板前、「メイちゃんの執事」(フジ系)では学園最高権力者に仕える執事、「アタシんちの男子」(フジ系)ではホスト、とさまざまな役どころをこなし、演技力の評価も高い。さらには、ことし7月に発売された雑誌「an・an」でセクシーなヌードを披露し、今までにない魅力を開花。同年代だけでなく幅広い層から支持され始めているのだ。
そんな彼がこの10月からは2本のレギュラー番組を持つことになった。1つは、黒木瞳と年の差カップルを演じるシチュエーションコメディー「ママさんバレーでつかまえて」(毎週日曜、NHK総合)。毎回3日間の濃密な稽古(けいこ)を重ね、約100人の観覧客を前にノンストップで収録するスタイルで、ライブ感たっぷりの舞台風の新感覚コメディーだ。これまで培ってきた彼の演技力が試される、挑戦的な番組になるであろう。そして、10月22日から始まるドラマ「傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜」(毎週木曜、日本テレビ系)では初めての主演を務める。ふとしたきっかけで裁判を傍聴したことから、裁判の中にある人間模様に魅せられていく27歳のフリーター・北森夫を演じる。初めての主演とはいえ、本人は主役に対して気負うことなく現場を楽しんでいるようだ。さらに今作の主題歌「かけら-総べての想いたちへ-」を歌うNICO Touches the WallsのPVにも出演。そこではドラマとは違う表現力を駆使した姿が楽しめる。
振り返ってみると、’07年の「暴れん坊ママ」(フジ系)からほとんどクールが途切れることなく連続ドラマに出演しているから驚きだ。しかも、2010年3月から放送される「連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』」(NHK総合ほか)にも出演が決定している。25歳で役者デビューという遅咲きながら、幅広い演技をこなす彼の実力はまだまだ未知数。これからが楽しみな存在だ。

2009-10-19 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 0
柴咲コウ

“超イケメン”で男らしい一面を持ちながらも、ぬいぐるみを集めたり、少女漫画を読んだり…。さらに、裁縫が得意で料理の腕前は一級品、そしてスイーツまで作ってしまうという乙女チックな男性・正宗飛鳥と、見た目はとってもキュートで可憐なのにズボラで男らしい女性・都塚りょうとの恋愛模様を描く人気ドラマ「オトメン(乙男)」(フジ系)。
ドラマの原作は、月刊の漫画誌「別冊花とゆめ」(白泉社)に連載中の菅野文の漫画。8月から「オトメン(乙男)・夏」と題してドラマ化され、土曜夜11時の枠で放送が始まった。飛鳥を旬の若手俳優・岡田将生が、りょうを夏帆が演じている。2人ともハマリ役といっていいほどしっくりくるビジュアルで、原作ファンも納得の配役だ。さらに2人を囲むクラスメートにハライチ、あげは、スパイクなど多くの芸人を起用し、肩の力を抜いて見ることのできる作品に仕上がっているのも特徴。そしてこの秋から、ドラマとしては異例となる、時間を土曜夜11時から火曜夜9時に繰り上げ、「オトメン(乙男)・秋」として再スタートを切る。
そんなドラマ「オトメン(乙男)」の世界観をさらに印象的なものにしているのが、女優としても活躍する柴咲コウの主題歌。今までバラードのイメージが強かった彼女だが、この主題歌となる「ラバソー〜lover soul〜」ではロックに挑戦している。“形はどうあれ2人の気持ちは純粋、大好き! でも揺らぐ…そんな乙女心を、男女の感情をミックスさせた”と彼女が言うとおり、女子のせつない気持ちが描かれた作品に仕上がっている。
ドラマの人気を表すように、実生活でもこの“オトメン”や“草食系”と呼ばれる男子が急増中。一昔ではありえないような価値観の転換を迎えている現代。男性が台所を占拠し、女性が働く…“主夫”も増えた時代だからこそ、こんなにも共感する人々が多いのだろう。強いハートを持ちながらも料理、裁縫が得意…現代の女性たちのハートをつかむのがこういう男性だとすれば、「オトメン(乙男)」の人気ぶりはまだまだ続きそうだ。

2009-10-13 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
加藤和樹
端正な顔立ちと181cmというモデル体型で、イケメン俳優として活躍中の加藤和樹。’05年のミュージカル「テニスの王子様」、’06年の「仮面ライダーカブト」と、人気作に立て続けに出演し注目を集めつつ、’07年に放送された綾瀬はるか主演のドラマ「ホタルノヒカリ」(日本テレビ系)に出演し多くのファンを獲得、人気を不動のものとした。現在、ドラマ「俺たちは天使だ! NO ANGEL NO LUCK」(テレビ東京)に出演中の彼が9月12日より公開される映画「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」に出演する。
映画「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」は、累計発行部数1700万部を超える人気漫画を実写化したもの。今まではテレビアニメ化やゲームソフト化、ビデオシネマ化はされてきたが、劇場版としての実写化は初めて。あのド迫力のシーンが巨大スクリーンで再現されることとなる。加藤が演じるのは主人公・アキオのライバルで、ポルシェ911ターボを駆る島 達也。腕のたつ外科医でクールながらも、ひとたび車を運転すれば“湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード”と呼ばれるほど内に熱い魂を秘めているという、彼のイメージにピッタリとくる演技に注目したい。
そして彼のもう1つの魅力は、オリコンウイークリーチャートでトップ10にランクインした実績もあるシンガーだということ。これまでに通算6枚のシングルと通算3枚のアルバム、1枚のミニアルバムをリリースしている。そして、9月2日には、歌手としてデビュー3周年記念に行った東京・日比谷公園大音楽堂での野外ライブを収めたDVD「KAZUKI KATO 3rd ANNIVERSARY SPECIAL LIVE “GIG” 2009 〜Shining Road〜」がリリースされた。降りしきる雨の中で演奏された全24曲と、特典ディスクにはバックステージや他会場でのライブの模様などが収録された2枚組の豪華盤だ。まさに彼の魅力をしっかりと味わえる作品に仕上がっている。クールなイメージとはまた異なる熱い部分をさらけ出した圧巻のパフォーマンスを見れば、俳優の彼しか知らないファンにとってはイメージがガラッと変わるハズだ。
演技に歌に大活躍中の彼だが、実はまだ24歳。これから先、どんな進化を見せてくれるのか、楽しみで仕方がない。
公演情報
DHEプロデュース公演「King of the Blue」
2010/1/23(土)〜1/31(日)
ル テアトル銀座 (東京都)
出演:泉見洋平 鈴木亜美 加藤和樹 大河元気 /
    Ryohei 貴水博之 ほか
演出:上島雪夫
原案:木村元子/半澤律子
脚本:半澤律子
DVD情報
Kato Kazuki 3rd ANNIVERSARY SPECIAL LIVE



Kato Kazuki 3rd ANNIVERSARY SPECIAL LIVE “GIG” 2009 〜Shining Road〜[Limited Edition][DVD]
6,825円(税込) 発売中
ポニーキャニオン

2009-09-07 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
hanadan_boys_over_flowers.jpg
日本でもドラマ&映画化され記録的ヒットとなった神尾葉子のマンガ「花より男子」。今まで日本のみならず台湾でもドラマ化、放送されてきたが、ついに韓国でも「花より男子〜Boys Over Flowers~」というタイトルでドラマ化され、現地では社会現象を起こすほどの作品になっている。このたび、TBS、および、BS-TBS、TBSチャンネルの3波にて、その韓国版「花より男子」の放送が決定した。
同作は、外見・家柄・頭脳とすべてを兼ね備えた4人の美男子軍団・F4(Flower 4)が牛耳る、裕福な子女が集まる名門私立高校を舞台にしたラブストーリー。韓国版では、小栗旬や松本潤などが起用されたF4に、ほぼ新人の若手イケメン俳優をキャスティング。放送前は賛否両論の声が上がったようたが、放送時の最高視聴率は35.5%を記録し、“ドラマ大国”韓国でも記録的な作品となった。
その気になるキャストだが、牧野つくしことクム・ジャンディ演じるク・ヘソンのキュートさはもちろん、F4の見た目は文句なしのイケメンぞろい。道明寺司となるク・ジュンピョ役のイ・ミンホはこのドラマで一躍スターへと成長し、この演技で「第45回百想芸術大賞テレビ部門男性新人演技賞」を受賞した。さらに、アイドルグループ・SS501として活躍するキム・ヒョンジュンは花沢類ことユン・ジフを熱演。クールで王子様的な花沢のキャラクターはその端正な顔立ちにぴったりの配役だ。そして西門総二郎ことソ・イジョン演じるキム・ボムは、’06年に「百想芸術大賞」にノミネートされていたこともあるF4きっての実力派俳優。そして美作あきらことソン・ウビンを演じるのは、’07年にT-MAXのラッパーとしてデビューしたキム・ジュンが務める。原作ファンの期待を裏切ることのないキャスティングに多くの人が納得するに違いない。
韓国版の放送を機に、映画「花より男子 ファイナル」(’08年6月公開)以来となる“花男”ブームを巻き起こしそうだ。
オンエア情報
ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers〜」
TBS
7/31(金)スタート
月〜木曜 昼2:53〜 金曜のみ 昼2:57〜 (吹替版)
BS-TBS
8/5(水)スタート
毎週水曜 夜9:00〜 (吹替版)
TBSチャンネル
7/30(木)スタート
毎週木曜 夜7:50〜 (字幕版)
DVD情報
花より男子
花より男子
〜Boys Over Flowers
DVD-BOX1 (5枚組)
15,960円(税込)  8/26発売
エスピーオー

2009-07-27 11:00 この記事だけ表示 | 東京 🌁   |  コメント 2
スマイル
新生活の始まりとともに一斉にスタートする春ドラマ。世相を反映して結婚活動“婚活”に精を出す人たちの悲喜こもごもを描く“月9”「婚カツ!」(月曜夜9時、フジ系)をはじめ、「イケメン♂パラダイス」(フジ系)のスタッフが集結したイケメン総出演の「アタシんちの男子」(火曜夜9時、フジ系)、久々の連続ドラマ出演となるオダギリジョー主演の「ぼくの妹」(日曜夜9時、TBS系)、松本清張の原作「夜光の階段」(木曜夜9時、テレビ朝日系)&横山秀夫の原作「臨場」(水曜夜9時、テレビ朝日系)といった原作の人気が高いドラマなど、今クールもラインナップは多彩だ。

今回は、映画化もされ大ヒットを記録したドラマ「花より男子」(TBS系)のスタッフが再集結して制作しているドラマ「スマイル」(金曜夜10時、TBS系)を紹介。嵐の松本潤と若手実力派女優・新垣結衣が初共演をすることでも話題となっている。

松本が演じるのは、フィリピン人と日本人の間に生まれたハーフの青年“早川ビト”。自分の生い立ちにコンプレックスを抱きながらも、常に周りの人を幸せにする“笑顔(スマイル)”をふりまき続ける彼が、ある出来事が原因で声を失った新垣演じる“三島花”と出会うことで新たな自分を発見していく。“生きる価値とは何か”を見ているすべての人に訴え掛けるヒューマンラブストーリーだ。そのほか、弁護士役の中井貴一、小池栄子をはじめ、前田吟、いしだあゆみらベテラン陣が脇を固める。

ありあまる富
ありあまる富 [Single]
椎名林檎
1,000円(税込)
5/27発売予定
EMIミュージックジャパン
そしてこのドラマの主題歌となるのは、昨年デビュー10周年を迎えた椎名林檎の「ありあまる富」。単独名義としては、5年半ぶりとなる今作は、ドラマスタッフからの熱い要望の末に実現したもの。ドラマの内容と沿うような、書き下ろしの歌詞にも注目してほしい。この曲が収録されるシングルは彼女のデビュー記念日である5月27日(水)に発売される。

未曾有の不況時代に突入し、何かと暗いニュースが多い昨今。週末の夜に骨太で純粋なヒューマンラブストーリーを見せてくれるドラマ「スマイル」で、少しでも明るく、“笑顔”で週末を過ごしてみてはいかがだろうか。

2009-04-20 12:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 1
黒執事
カメラマン:大塚日出樹
協力:PATiPATi編集部


最近よく耳にする「執事」という言葉。辞書によれば、“貴人のそばにあって、家政を執り行う人”(角川国語辞典より)とのことだそう。意味的には“一般庶民”にはまったく関係のないことなのだが、最近、エンターテインメント業界でこの“執事”がブームになっているのだ。

火付け役となったのが、“メイドカフェ”ブームに続き、’06年ごろに誕生した“執事カフェ”。執事の格好をした男性が女性客を“お嬢様”のように扱ってくれるというコンセプトだが、それが一部の女性に大ウケし、新語辞書にも載るほどの社会現象となった。

その執事カフェの誕生と同年に連載が始まった漫画「黒執事」(スクウェア・エニックス刊)の大ヒットもこのブームに大きく貢献。12歳ながらも自身が社長を務めるファントム社を英国一の製菓・玩具会社に成長させ、イギリス裏社会の事件を解決する女王陛下の臣下でもあるファントムハイヴ家の当主、シエル・ファントムハイヴの難しい指令をすべてにおいて完璧にこなす執事・セバスチャン。そんな彼が鮮やかに命令をこなしていく姿にあこがれを抱く女子が急増したのもこのころだ。同漫画は昨年10月よりMBS・TBS系でアニメ化もされている。

そしてその“夢のような世界”をドラマという形で具体化したのが、今クール人気のイケメンドラマ「メイちゃんの執事」(毎週火曜夜9時、フジ系)。今作も少女漫画誌「マーガレット」(集英社)にて’06年に連載を開始。ドラマ化が決定してから、原作ファンが“どのキャストは誰がいい”など激しい騒動がネット上で起きたが、ふたを開けてみれば視聴率は上々。主人公・水嶋ヒロをはじめ、佐藤健など、まるで少女漫画から出てきたかのような容姿端麗のイケメンたちによる甘い言動が、女性たちの心を刺激しているからであろう。

漫画、ドラマに続き、“執事”は、ゲームソフト化、さらには、舞台化されることも決定した。ゲーム、舞台共に原作は「黒執事」。ニンテンドーDS用のゲームソフトとして「黒執事 ファントム・アンド・ゴースト」が3月19日に発売される。また、舞台は5月末から6月にかけて、東京・池袋サンシャイン劇場にて上演されることが決定。セバスチャンを松下優也が、シエル・ファントムハイヴを阪本奨悟が演じる。

このブームで見えるものは、女性が男性に抱く“過剰な”理想。世の女性たちが“理想”を追い求める限り、この“執事”ブームは続きそうだ。


2009-02-16 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁   |  コメント 0
宇多田ヒカル.jpg この秋の月9ドラマ「イノセント・ラヴ」が10月20日にいよいよスタートした。キャストに堀北真希とゆずの北川悠仁を迎え、放送前から話題になっていた今作は、大ヒットドラマ「ラスト・フレンズ」のチーム(脚本、監督、プロデューサー)が手掛けるヒューマンラブストーリーだ。

同作で描かれるキーワードは、“現代の孤独”。若者たちそれぞれが抱える事情や孤独と闘いながらも、愛する人を思い、前向きに生きていく姿をリアルに表現している。
携帯電話やインターネットが普及し、コミュニケーションが濃密になったかのように見えて、実は深いところでつながることができず、強く孤独を感じる多くの“現在の若者”に共感を得ることだろう。

また、堀北演じる主人公・佳音(かのん)は幼い頃に両親を殺害され、たった1人の肉親である兄まで両親殺害容疑で逮捕されるという過酷な運命を背負わされるという難役。二十歳になったばかりの彼女が、どのようにこの役を演じ切るのか、とても興味深いところだ。

もう1つの話題が、宇多田ヒカルの歌う主題歌。
選ばれたのは、’01年3月にリリースされた2ndアルバム「Distance」に収録され、ライブでは1度も演奏されていない、幻の名曲「Eternally」だ。中野利幸プロデューサーは「この隠れた名曲は、メロディーも歌詞もタイトルも、このドラマをイメージして作ったと思えるほどにはまっています!」というほどこの曲にほれ込んでおり、採用となった。

一方、この話を受けて、宇多田はドラマの内容に合わせて、ロンドンで曲を新たにリミックスした。原曲とは違った印象を持つ、美しいバラードに仕上がっている。同曲は初回放送と同時に「着うた(R)」で配信をスタート。この冬、ドラマの盛り上がりとともに、世間のクリスマスムードを高める1曲になること間違いない。


2008-10-27 16:00 この記事だけ表示 | 東京 ☔   |  コメント 0
福原美穂.jpg
続々とスタートしている各局の秋の新ドラマ。その中でも、鈴木京香、長谷川京子、吹石一恵、桃井かおりという、演技派でひときわ豪華な女優たちが集結した、10月19日スタートの新ドラマ「SCANDAL」(毎週日曜夜9時、TBS系)が現代女性の共感を呼びそうだ。

今作は、漫画や小説が原作となるドラマが多い最近では珍しい、「実力のある脚本家(井上由美子氏)が書き下ろした会話と芝居を楽しめるドラマ」だとプロデューサーが語る渾身作。

どこにでもいそうな主婦たちが共通の知人の結婚式で出会い、ある事件に巻き込まれることからこのドラマは始まる。渦中にある4人が本音をぶつけ合いながら友情を築いていくさまを、それぞれの恋模様を絡めて描くラブサスペンスだ。

20代から50代まで各世代の女性4人が、それぞれ専業主婦、財務省官僚の妻、病院長夫人、派遣社員などにふんし、スパイスの利いたセリフで、“恋愛”“お金”“ライフスタイル”“ファッション”などをテーマに現代女性の生き方を描いていく。
自立した女性が増えた今、このドラマが発するメッセージは多くの女性に共感を得ることだろう。

そしてこのドラマの主題歌を歌うのが注目のシンガー・ソングライター、福原美穂。主題歌の「LOVE〜winter song〜」は、ドラマの終了時期を見据えたハッピーなクリスマスソング。

福原には年の離れた妹が2人おり、妹たちが生まれた際に中学生だった福原は、彼女たちを守りたいという思いを強く抱いたそうだ。この曲はそんな妹たちに向け、「小さな面倒くさいこと、嫌になることもたくさんあるけど、そんな毎日も明るく笑い飛ばそうよ、愛を高らかに歌おうよ」という思いを込めて作ったという。
ドラマのストーリーは果たしてこの曲のようにハッピーな展開になるのか注目したい。

主演の4人と主題歌を歌う1人の女性。立場や姿は違えど、みな同じく、太い芯を持った、強く生きる女性だ。タイプの似た女性に自分を投影してこのドラマを見てみるのも、楽しいかもしれない。
2008-10-20 12:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 1