有村架純、初舞台に挑戦! 圧巻のスケールで描かれる『ジャンヌ・ダルク』[演劇・ダンス・お笑い]
13歳で神の声を聞き、17歳でフランスの救世主として戦いの最前線に立ち、19歳で火刑によりその生涯を閉じたジャンヌ・ダルク。彼女が歴史上に登場したわずかな期間に刻み付けられた壮絶な生き様は今や伝説となり、絵画・小説・映像・舞台と、古今東西のクリエイターたちが様々な形でジャンヌの人生を描き続けている。2014年10月に上演される舞台『ジャンヌ・ダルク』は、そんなジャンヌの存在に改めて向かい合い、新たな視点から“人間、ジャンヌ・ダルク”の人生を浮き彫りにするエンターテインメント作品である。
 本作の肝はなんといってもヒロイン、ジャンヌ・ダルクを演じる主演女優の存在感。今回見事ジャンヌ役を射止めたのは、連続テレビ小説『あまちゃん』での活躍を機に、一気に国民的女優としての注目度が上がっている有村架純。2010年の初演後、演出の白井晃がピュアで勇敢でカリスマ性あふれるジャンヌを探し続けようやく巡り会ったという、ニュー・ヒロインが登場した。
 有村には初対面で「目に強い意志を感じた」という白井氏。脚本の中島かずきも「ジャンヌに欠かすことのできない“処女性”を持った素敵な女優さん。彼女の“初舞台”という初々しさと真っすぐさをこの舞台へと捧げてもらうことは、そのまま彼女がジャンヌを生きるということになるだろう」とコメント。有村自身も「初舞台に向かうプレッシャーと不安はもちろんあるけれど、そのプレッシャーを楽しさに変え、自分もジャンヌのように稽古から千秋楽まで一生懸命戦っていきたい。この舞台を乗り越えたときにどんな自分がいるのかワクワクします。ジャンヌはまだ少女なのに自分の中の孤独や切なさに潰されず、強く戦った。私もこの舞台で自分の責任をしっかりと果たしていきます」と、力強く語ってくれた。
 ジャンヌの宿命の鍵を握るフランス王シャルル7世に東山紀之が扮するほか、佐藤藍子、尾上寛之、山口馬木也、高橋ひとみ、田山涼成、西岡コ馬ら人気・実力を備えた役者陣が揃った豪華なカンパニーは、歴史物ならではの重厚感もたっぷり。また、ステージ上を100人以上の兵士が駆け抜けていくリアルなマンパワーのダイナミックさ、世界的に活躍する音楽家・三宅純の生み出す神秘的で荘厳なサウンド、直木賞作家の佐藤賢一原案・監修を得た中島かずきによる日本オリジナルのスケール感あふれるストーリーと、クリエイター陣も充実。 それらを束ねる緻密さと大胆さを併せ持ったマエストロ、白井晃のドラマティックな演出は、まさに“エンターテインメントの極み”を生み出してくれるはず。幕開けが待ち遠しい。
[取材・文=横澤 由香]
[撮影=平田 貴章]
舞台「ジャンヌ・ダルク」公演情報
[公式HP]
http://www.jd2014.jp/

[スタッフ・キャスト]
演出:白井晃
脚本:中島かずき
音楽:三宅純
原案:佐藤賢一
出演:
有村架純
佐藤藍子 尾上寛之 山口馬木也/矢崎広 青木健/吉田メタル 堀部圭亮
上杉祥三 春海四方/高橋ひとみ 田山涼成/西岡徳馬
東山紀之

[開催日・会場]
10/7(火)〜10/24(金) 赤坂ACTシアター(東京都)
11/23(日・祝)〜11/24(月・祝) KAAT神奈川芸術劇場 ホール (神奈川県)
「有村架純」初声優に挑戦、ヒロインのマーニーを担当。
米林宏昌 監督作品
映画『思い出のマーニー』
7/19(土)全国ロードショー

2014-07-07 10:00 この記事だけ表示 | 東京 ☁