世界で一番輝くオーケストラ!佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラが10周年を記念して全国ツアーを開催![クラシック]
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佐渡裕が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターの開館先行事業として、2003年に誕生した「スーパーキッズ・オーケストラ」(以下SKO)が10周年を記念して全国ツアーを行う。SKOは、音楽が大好きで才能に恵まれ、厳しいオーディションを経て集められた小学生から高校生までのプレイヤーによる弦楽オーケストラ。ベルリン・フィルをはじめとする一流オーケストラに客演し、2015年にはトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任する佐渡裕が、芸術監督を務める。多忙を極める佐渡が直接、SKOを指導するのは、彼らに深い愛情を感じているからにほかならない。ひたむきに努力する子ども達と真剣に向き合い、共に挑戦を続けてきた佐渡裕は、SKOを「今、もっとも僕らしい音がするオーケストラ」と語る。
今回のツアーは現役メンバーに加えて選ばれたOB&OGが加わり総勢60名でお届けする。SKOはこれまでに約100名の子ども達が参加、卒業しており、内外のコンクールで優秀な成績を収めたり、海外の名門音楽大学に留学するなど、世界で活躍する音楽家を目指し羽ばたいているメンバーも多い。佐渡の指名で今回コンサートミストレスを務める卒団生の立上舞は東京藝術大学卒業後ベルリン芸術大学大学院に留学、現在ベルリン放送響アカデミー在籍。現役メンバーには、11歳で昨年全日本学生音楽コンクール小学生の部1位を受賞した前田妃奈や、昨秋より単身イギリスの名門・メニューイン音楽院に留学している10歳の垣内響太など未来のソリスト集団と言ってもよいかもしれない。
SKOは、これまでに地元・西宮での定期演奏会のほか、「題名のない音楽会」「サントリー1万人の第九」「富士山河口湖音楽祭」などに出演、また2012年にはパリのユネスコ本部にて、世界から東北に寄せられた支援に感謝する演奏会に出演。3月の全国ツアーは、大阪、京都、名古屋、松本、東京を巡る。プログラムには、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲、ホルストの「セント・ポール組曲」など、弦楽オーケストラのための傑作が並ぶ。フル・オーケストラのような豊潤な響きを、また、室内楽のような緻密なアンサンブルを聴かせてくれるだろう。そして「これが10代の少年少女の演奏?」と驚くに違いない。モーツァルトのピアノ協奏曲では、16歳の天才ピアニスト、ニュウニュウがゲストとしてソロを弾く。ニュウニュウが同世代の音楽家たちとどんな音楽を作り出すのか興味津々だ。
そしてやはり最大の注目は佐渡の指揮であろう。佐渡は、スーパーキッズ・オーケストラに音楽の楽しさを注入し、単なる上手さを超えた、喜びに満ちた演奏を引き出す。アンコール・ピースでの遊び心いっぱいの演出も本当に楽しみ。
今回、彼らの東京での本格的なデビュー公演となる。東京の聴衆を驚嘆させるのは間違いない。佐渡裕とスーパーキッズたちとの笑顔に満ちたコンサートが待ち遠しい。
佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ
10周年記念特別コンサート 公演情報
開催日・会場:
3/23(日) フェスティバルホール (大阪府)
3/24(月) 愛知県芸術劇場コンサートホール (愛知県)
3/27(木) サントリーホール 大ホール (東京都)
3/28(金) 京都コンサートホール大ホール (京都府)
3/29(土) キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホール

出演:
指揮・芸術監督:佐渡裕
演奏:スーパーキッズ・オーケストラ
特別ゲスト:ニュウニュウ(p)

演目:
ホルスト:セント・ポール組曲より
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲より
チャイコフスキー:弦楽セレナードより
モーツァルト:3つのピアノ協奏曲 K.107より
第1番ニ長調/第2番ト長調 (ピアノ:ニュウニュウ)
※事情により出演者、曲目は変更となる場合があります。

2014-01-27 14:26 この記事だけ表示 | 東京 ☀