テーマは「ロシア」!0歳児からコアなファンまで楽しめるクラシック音楽祭が今年も開催[クラシック]
 一昔前までは敷居が高く、選ばれた人の音楽とさえ思われていたクラシック。しかし、昨今ではクラシックを題材としたコミックや映画などが多く作られ、世代を超えて多くの人の耳と心を魅了。気軽に楽しめるエンターテインメントへと進化しつつある。このブームの先駆けとなったのが、2005年に東京でスタートした「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」だ。昨年までに国内でのべ480万人を動員している人気イベントが、今年も開催される。
 "ラ・フォル・ジュルネ"とは、フランス北西部の港町ナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭。毎年テーマとなる作曲家やジャンルを設定し、9つの会場で朝から晩まで同時並行的に45分間のコンサートが5日間、約300公演繰り広げられる。演奏者は旬の若手からビッグネームまでズラリ。アーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」という考えに基づき、入場料は低価格に抑えられている。来場者の6割はクラシックコンサート初体験者で、キッズプログラムも充実しているため多くの子供たちも参加している。このようなクラシック音楽祭の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングの通り、ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せている。
 前述の通り、日本でも2011年までにのべ480万人もの来場者を集め、世界でも最大級のクラシック音楽祭に成長。毎年この時期を心待ちにしているクラシックファンが多いこともうなずける。今年はテーマを「ロシア」に選び、開催が決定した。タイトルは「ロシアの祭典」を意味する"サクル・リュス"で、20世紀のあらゆる音楽に変革をもたらすことになったストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」にちなんでつけられた。イベントでは、ストラヴィンスキーだけではなく、ロシアの大作曲家、チャイコフスキーやラフマニノフ、そしてストラヴィンスキー以後に20世紀音楽に革命を起こしたスクリャービン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなど、ロシアの名作曲家たちの作品をしっかりと楽しむことができる。ロシア音楽の変遷をたどる、驚きと感動に満ちた広大なパノラマは、世代を超えて多くの人の心をグッとつかむはずだ。
 さらにロシア音楽史上に残る歴史的コンサートを再現する企画や聴きどころを凝縮した「ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃コンサート)」、年齢制限なしの「0歳からのコンサート」など、今年もラ・フォル・ジュルネでしか出会えない企画が数多く予定されている。とりわけ、ここでしか聴けない現代の作曲家によるロシア音楽へのオマージュ作品や、他ジャンルの演奏家による編曲作品、そしてラ・フォル・ジュルネだからこそできる斬新なコラボレーションは必見。本場フランス同様、日本でも料金設定は抑えられており、従来のファンもクラシック初心者も存分に楽しめるイベントになることは間違いない。ノスタルジーと美に満ちたロシア音楽に耳を傾け、最高の贅沢気分を味わおう。
特集ページ&公演情報
主要アーティスト別・作曲家別に
公演を探すことができる特集ページOPEN!
[一般]東京、新潟:【発売中!】
[日程・会場]
新潟:
4/27(金)〜4/29(日・祝)
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
新潟市音楽文化会館/燕喜館/
旧齋藤家別邸/柏崎市産業文化会館
東京:
5/3(木・祝)〜5/5(土・祝)
東京国際フォーラム
滋賀:
4/29(日・祝)、4/30(月・休)
びわ湖ホール
佐賀:
5/5(土・祝)、5/6(日)
鳥栖市中央公民館
2012-04-02 11:00 この記事だけ表示 | 東京 ☀   |  コメント 0

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